TSRデータインサイト

日本経済の「現在」を理解するための手がかりとして、TSRが長年蓄積してきた企業情報、倒産情報および公開情報等に基づき、独自の視点に立った分析をまとめて発表しています。
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直近2年の記事件数:1 - 12件/730件

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掲載日:

2025-04-10
 「トランプ関税」 企業の52.3%が「マイナス」 「賃上げ見送り」や在庫調整、設備投資の減少も
東京商工リサーチは4月1日~8日、企業対象の「トランプ関税」に関するアンケート調査を実施した。相互関税が「マイナス」と回答した企業は52.3%と半数を超えた。一方、「プラス」の回答はわずか1.3%にとどまり、規模・産業を問わず、経営への打撃を懸念する企業が多い。
2025-04-09
2024年度の道路貨物運送業倒産14年ぶり350件超 人件費高騰・後継者難が深刻度を増す
 2024年度の道路貨物運送業倒産は、件数が353件(前年度比2.3%増)で、4年連続で前年度を上回った。年度件数が350件を上回るのは、2010年度の369件以来、14年ぶり。ただ、2024年12月以降は4カ月連続で前年同月を下回り、年度後半は小康状態が続いている。
2025-04-08
FUNAI GROUP(東京都)への民事再生が取り下げ=船井電機の親会社
船井電機(株)(TSRコード:697425274)の親会社で破産手続き中のFUNAI GROUP(株)(旧:船井電機・ホールディングス(株)、TSRコード:570182948)は1月8日、債権者から東京地裁へ民事再生法の適用を申し立てられていたが、2月5日付で取り下げられていたことがわかった。
2025-04-08
2024年度「人手不足」倒産 最多の309件 小・零細企業が押し上げ、年度初の300件台
2024年度の「人手不足」関連倒産は前年度の1.6倍に達し、過去最多の309件(前年度比60.9%増)と急増したことがわかった。資本金1千万円未満が65.0%を占め、小・零細企業の苦境が表れている。
2025-04-08
2024年度の「物価高」倒産 700件 建設業と運輸業は価格転嫁で明暗
2024年度に原材料などの価格上昇を一因とする「物価高」倒産は、700件(前年度比2.0%増)だった。一方、負債総額は2,651億4,200万円(同33.3%減)と前年度を下回った。
2025-04-08
2024年度の「税金(社会保険料含む)滞納」倒産172件 資本金1億円以上はゼロ、小規模企業への偏りが鮮明に
2024年度の「税金(社会保険料を含む)滞納」倒産は、過去最多の172件(前年度比38.7%増)に達した。2015年度以降、最多だった2023年度の約1.4倍に増えた。
2025-04-08
2024年度の「ゼロゼロ融資」利用後倒産 529件 初めて前年度を下回る、累計1,899件に
2024年度のコロナ関連支援策の「ゼロゼロ融資(実質無利子・無担保融資)」を利用した企業の倒産は、 529件(前年度比15.0%減)で、集計を開始以来、初めて前年度(623件)を下回った。
2025-04-08
2024年度「負債1,000万円未満」倒産534件 4年ぶり500件超 連鎖倒産が過去30年で最多
2024年度の負債1,000万円未満の倒産は534件(前年度比7.2%増)で、2年連続で前年度を上回った。500件を上回るのは、2020年度(616件)以来、4年ぶり。
2025-04-07
2024年度「飲み屋」さんの倒産 最多の276件 値上げが難しく、食材・光熱費の高騰などが直撃
2024年度の「酒場,ビヤホール(居酒屋)」と「バー,キャバレー,ナイトクラブ」など、飲み屋さんの倒産は276件(前年度比17.4%増)だった。2年連続で前年度を上回り、1989年度以降では、最多だった前年度(235件)を上回り、過去最多を更新した。 
2025-04-06
2024年度の「中古車販売店」倒産、1.4倍増の98件 小・零細販売店が押し上げ、負債は過去最大に膨らむ
2024年度の「中古車販売店」倒産は98件(前年度比38.0%増)で、前年度の約1.4倍に増えた。2011年度の104件に次ぐ、13年ぶりの高水準となったが、小・零細販売店の苦境が浮かび上がってきた。
2025-04-05
【速報】2024年度「経営コンサルタント」の倒産が過去最多専門領域の分散化で“経営のプロ”の生き残り競争が激化
2024年度(速報)の経営コンサルタント業の倒産が151件(前期比3.4%増)に達した。2005年に集計を開始以降で最多だった2023年度の146件を上回り、過去最多を更新した。
2025-04-05
「雇調金等」の不正受給、倒産発生率29倍に激増 コンプライアンス違反のツケ、大きく信用失墜
コロナ禍で休業や営業縮小を余儀なくされた事業主に対し、従業員の雇用を維持するための雇用調整助成金等(以下、雇調金等)の不正受給が相次いで発覚している。不正受給額100万円超の悪質な事業所名は、各都道府県労働局が社名を公表している。
2025-04-04
2024年度「コンプライアンス違反」倒産 過去最多317件 「粉飾決算」がコロナ禍の2.3倍増、「税金関連」も大幅増
2024年度の「コンプライアンス違反」倒産が、過去最多の317件(前年度比35.4%増)に達したことがわかった。前年度の234件から1.3倍増と大幅に増え、初めて300件を超えた。
2025-04-04
テレビ・映画など、映像制作会社の倒産が急増 予算縮小、過当競争で2024年度は15年ぶり高水準
テレビ番組や映像・動画制作などを手がける企業の倒産が急増している。2024年度の倒産(速報値、負債1,000万円以上)は58件(前年度比48.7%増)で、前年度の1.5倍に増加した。
2025-04-04
2024年度の「脱毛サロン」倒産 3年連続で最多更新 相次ぐ大手の破たん、被害者は3年で延べ約30万人に
脱毛サロンの2024年度の倒産が16件(前年度比45.4%増) に達し、3年連続で最多を更新した。若者を中心に契約時の前受金を集め、有名人などを広告塔に使う戦略で、事業を急拡大させた脱毛サロンも多く、倒産の急増で利用者とトラブルになるケースも少なくない。
2025-04-03
2024年度「ラーメン店」の倒産 高水準も減少へ 「1,000円」の壁より、問われる味と価格の満足度
2024年度の「ラーメン店」倒産は47件(前年度比25.3%減)で、集計を開始以降、最多の2023年度の63件から減少に転じた。
2025-04-02
全店休業中のミュゼプラチナムに司法判断 ~ 経営権を取り戻した三原社長 単独インタビュー ~
3月に全店が休業した大手脱毛サロン「ミュゼプラチナム」を巡って大きな動きがあった。運営するMPH(株)(東京都港区)に対して2月、合同会社トラスト(東村山市)が「経営体制及び今後の運営に関するご連絡」を送り、取締役の解任などを突きつけた。
2025-04-01
3月の新型コロナ破たんは174件 
3月は「新型コロナ」関連の経営破たん(負債1,000万円未満含む)が174件判明し、2020年2月の第1号の発生から累計1万1,902件に達した。4カ月連続して月間200件を下回り、緩やかな減少が続いている。コロナ禍が明け、倒産要因が物価高や人手不足にシフトしつつある。
2025-04-01
2024年度「円安」倒産84件、前年の1.4倍増 最多は卸売業、金融・保険業を除く9産業で発生
2024年度の「円安」関連倒産は84件(前年比47.3%増)で、前年の1.4倍に急増した。2024年度は、 前年度はなかった10件以上の月が5月12件、7月16件、2月12件と、増勢ペースで推移した。
2025-04-01
【速報】2024年度「焼肉店」の倒産が過去最多50件 物価高と人手不足、価格競争などマイナス要因重なる
輸入牛肉価格や光熱費の上昇、人手不足、大手チェーンの台頭など、いくつものマイナス要因が重なり焼肉店の経営が苦境に瀕している。

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全店休業のミュゼプラチナム、「新生ミュゼ」構想が判明 ~ 運営会社MPH・三原孔明氏インタビュー ~

運営会社や株主がたびたび変更されるなか、脱毛サロン・ミュゼプラチナムに注目が集まっている。ミュゼプラチナムは現在、MPH(株)(TSRコード:036547190、東京都港区)が運営している。だが、

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2024年度「飲み屋」さんの倒産 最多の276件 値上げが難しく、食材・光熱費の高騰などが直撃

2024年度の「酒場,ビヤホール(居酒屋)」と「バー,キャバレー,ナイトクラブ」など、飲み屋さんの倒産は276件(前年度比17.4%増)だった。2年連続で前年度を上回り、1989年度以降では、最多だった前年度(235件)を上回り、過去最多を更新した。 

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2024年度の「ラーメン店」倒産は47件(前年度比25.3%減)で、集計を開始以降、最多の2023年度の63件から減少に転じた。

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