自社保有データを活用したアカウント・ベースド・マーケティング

自社が保有するデータには、取引先の販売データ、名刺交換やセミナー・イベントなどで獲得したリード情報といった様々な取引情報が蓄積されています。しかし、それらは部署間で共有化されることなく個別で管理・運用されているため、横断的な営業・マーケティングに活用しきれていなケースが多くあります。TSRでは、それらの情報を一元化し取引先の属性を分析することで自社にとって価値の高い取引先を洗い出し、それらの企業に対しリソースを集中する「アカウント・ベースド・マーケティング(ABM)」を実現するソリューションをご提供しています。

ABMとは?

特定の優良顧客や見込み顧客などの企業(アカウント)に対して集中的にアプローチをおこなうマーケティング手法です。具体的なターゲット企業を事前に指定し、それらの企業に対してのみピンポイントなアプローチをおこなうので、高い投資効果「ROI(Return On Investment)」を得られます。

ターゲティングイメージ

ABM実践フロー

ABMには大きく分けて4つのステップがあります。TSRなら、マスターデータの統合・整備からターゲットの分析・抽出、アプローチまでを一気通貫でサポート可能です。

4つのステップ

  1. データ統合・属性付加
  2. TSR企業コードやD-U-N-S® Numberで自社保有データを1企業1アカウントに統合して正規化。また社名や業績などの属性情報を付与しデータを整備。
    データ統合・属性付加の詳細はこちら

  3. プロファイリング
  4. 自社の既存顧客の分析(プロファイリング)をおこない、優先すべきターゲット企業の特徴を特定
    プロファイリングの詳細はこちら

  5. ターゲット抽出
  6. 特定された特徴に類似する未取引のターゲット企業を抽出
    ターゲット抽出の詳細はこちら

  7. 集中的なアプローチ
  8. テレマーケティングやメールマガジン、セミナー・イベントでターゲット企業へ集中的にアプローチ
    テレマーケティングの詳細はこちら

「最新記事」一覧を見る

TSR-PLUSカテゴリー別最新記事

リーダーズ・インタビュー
>>>一覧へ
企業をけん引するリーダーが持つ豊富な経験や、企業の展望などに深く切り込んでインタビューした記事です。リーダー達の「生の声」をご紹介し、ビジネスのプラスになるヒントをお届けします。
北央信用組合・渡辺欣也理事長インタビュー ~お客様の繁栄が地域の繁栄、北央の繁栄へ~ 2024/07/02
失敗しない与信管理
>>>一覧へ
適切な与信管理体制を構築していただけるよう、与信管理について正しい知識と企業情報の入手先などを紹介します。
与信管理とは
「与信」とはどのような意味から成り立っている言葉なのかを学びましょう。
by TSR-PLUS編集部
海外取引のノウハウ
>>>一覧へ
慎重な判断が求められる海外取引における与信管理やマーケティングのノウハウをご紹介いたします。
海外与信管理で重点チェックすべき3つのリスク Vol.3 カントリーリスク
国や地域が抱える問題がビジネスに影響を及ぼすリスクについて、リスクとなる要因、現在の世界各国のリスク状況、重要なポイントなどをご紹介いたします。
by TSR-PLUS編集部
企業データの有効活用
>>>一覧へ
営業・マーケティングにおけるTSRの企業データを活用したソリューションをご紹介します。
TSRデータベース指標 ~自由に条件を設定し、経済全体の状況や推移を迅速に把握できる統計ツール~
企業調査を通じてTSRが日々収集・蓄積している企業情報および決算情報のデータベースを活用し、企業単位の活動を捉え、我が国の経済全体の状況や推移を迅速に把握できる、日本で唯一の統計ツールです。
コンプライアンスチェック
>>>一覧へ
取引先に犯罪行為や倫理的リスクなどが無いか、非財務面から取引リスクを見極める「コンプライアンスチェック」をご紹介します。
新たな企業評価軸として注目されるESG
アンチ・マネー・ローンダリング(AML)とテロ資金供与対策(CFT)は、各企業において更なる対策が求められています。本ページでは、日本におけるAML/CFTの歴史と今後について触れていきたいと思います。
by TSR-PLUS編集部
用語辞典
>>>一覧へ
与信管理に欠かせない用語を中心に基礎的なビジネス用語から専門用語まで、 幅広く収録した用語辞典です。営業活動の知恵袋としてお役立てください。
与信管理
「与信」とは、取引先に信用を供与すること。取引先の財政状態、営業内容、取引実績などを総合的に判断して与信限度額(取引額)を設けること。
TOPへ