(株)ケイワークス

(株)ケイワークスの展示場(TSR撮影)
【続報】債権者242名 キャンピングカー製造販売の(株)ケイワークス(愛知)が破産開始決定
(株)ケイワークス(豊橋市)は3月3日、東京地裁に破産を申請し同日、破産開始決定を受けた。
(株)ケイワークスの展示場破産管財人には佐々木英人弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所、千代田区丸の内1-9-2)が選任された。
負債総額は債権者242名に対して12億5263万円。
1998年4月に創業。当初は中古車販売を行っていたが、2009年頃よりキャンピングカーの製造販売を開始した。自社ブランド「AURORA」シリーズを主力として、家具職人の作った家具を用いるなど高級仕様車なども展開。中部地区のほか北海道地区・関東地区・関西地区まで営業エリアを拡大し、アウトドアブームにも牽引され、2022年12月期には約19億1000万円の売上高を計上した。
しかし、各種部材・部分品を多く抱えるなかで、車両のベースとなる主力車種が認証不正問題で一時生産ストップとなったことも影響し、納入遅れが発生。その後も業況の回復の兆しはなく、資金繰りが限界に達し今回の措置となった。
※(株)ケイワークス(TSRコード:512017344、法人番号:9180301024630、豊橋市下地町宮前35-1、設立2006(平成18)年4月、資本金2500万円)