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2025/04/082024年度(令和6年度)の全国企業倒産1万144件2024年度(4-3月)の全国企業倒産(負債額1,000万円以上)は、件数が1万144件(前年度比12.0%増)、負債総額は2兆3,738億7,900万円(同3.6%減)だった。
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2025/04/082025年3月の全国企業倒産853件2025年3月度の全国企業倒産(負債額1,000万円以上)は、件数が853件(前年同月比5.8%減)、負債総額は985億8,600万円(同30.6%減)だった。
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2025/03/102025年2月の全国企業倒産764件2025年2月度の全国企業倒産(負債1,000万円以上)は、件数が764件(前年同月比7.3%増)、負債総額は1,712億7,700万円(同22.6%増)だった。
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2025/02/102025年1月の全国企業倒産840件2025年1月度の全国企業倒産(負債額1,000万円以上)は、件数が840件(前年同月比19.8%増)、負債総額は1,214億4,900万円(同53.4%増)だった。
2025年(令和7年)3月度 こうして倒産した・・・
(株)PQR(TSRコード:270132783、法人番号:3070001013446、伊勢崎市三和町2718-3、設立1982(昭和57)年3月、資本金1億円)は3月10日、前橋地裁より特別清算開始決定を受けた。
負債総額は62億円。
設立当初はオーディオ関連品の製造が中心だったが、1988年5月に液晶パネル関係の受注を始め、カーナビ向けの薄型ガラスのタッチパネルの生産ラインを構築した。2003年初旬には量産化を開始させて業容を拡大。またこの間、2015年5月にはSHOEI U.S.Aを開設するなど海外展開も図り、2015年6月期には売上高110億5204万円を計上した。
その後は、タッチパネルの「抵抗膜方式」から「静電容量方式」への移行対応や、その量産化に伴う設備投資を進めたが、「新型コロナウイルス」感染拡大の影響を受けて業績が悪化。2023年3月期は売上高29億4194万円に対して12億9823万円の大幅赤字を計上した。
こうしたなか、開発費の高騰もあり、事業譲渡を決意。スポンサー企業が新会社を設立し、2023年9月には一部事業を除く主要事業を譲渡。当社は2024年12月31日、株主総会の決議により解散。その後、(株)翔栄から現商号へ変更し、今回の措置となった。
(株)アルカディア(TSRコード:930096622、法人番号:9290001050024、久留米市宮ノ陣3-3-28、設立1989(平成1)年3月、資本金1000万円)は3月21日、福岡地裁久留米支部より破産開始決定を受けた。
破産管財人には白水由布子弁護士(からたち法律事務所、同市原古賀町18-11)が選任された。
負債総額は54億200万円。九州・沖縄の結婚式場運営会社としては過去最大。
1973年12月、大川市のパン製造業者がホテル事業へ進出したのがはじまりで、同社から分離独立する形で(株)ロイヤルパークホテルとして当社を設立した。しかし、ホテル事業の業績が低迷したため、2002年9月に欧米様式の結婚式場「ロイヤルパークアルカディア」をオープン。「邸宅ウェディング」の商標登録も行い、ハウスウェディング事業に転換した。
以降、小倉や佐賀、太宰府に結婚式場を開業して業容を拡大。2015年12月には福岡市天神に旗艦店となる「QUANTIC(クアンティック)」を開業し、2017年8月期にはピークとなる売上高約46億8000万円を計上した。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で挙式の延期や中止が相次いだため、2020年8月期の売上高は約24億3500万円に落ち込み、約6億円の赤字を計上。2021年8月期はさらに利用客が減少し、売上高は約12億9300万円に落ち込み、約2億3400万円の赤字となった。
2022年8月期以降は、挙式の延期や中止は減少したものの、少子化による市場縮小や婚姻数の減少など取り巻く環境は厳しく、2024年8月期は売上高約21億円に対して、約5億2700万円の赤字を計上し、同期末時点で約6億円の債務超過に陥っていた。
雇用調整助成金などで資金繰りを繋いでいたが、2025年2月、元社長を含む幹部が従業員の休業日数を水増しし、新型コロナの雇用調整助成金を不正に受け取った疑いにより逮捕。2月25日には福岡労働局が当社に対して、違約金などを含め約12億円の返還を命じたことを公表。事業継続が困難となり、2月26日以降の挙式・披露宴・宴会がすべて実施できなくなっていた。
(株)姫山商事(TSRコード:292470576、法人番号:2010501012425、台東区台東3-18-4、設立1983(昭和58)年9月、資本金1億円)は3月26日、東京地裁から破産開始決定を受けた。
破産管財人には上村哲史弁護士(森・濱田松本法律事務所外国法共同事業、千代田区丸の内2-6-1)が選任された。
負債総額は債権者11名に対して27億4498万円。
ブライダル向けのダイヤモンドの卸売を中心に手掛けていた。原石の買い付けから販売までを一貫して行える体制を強みに、2019年8月期には売上高約30億円をあげていた。
しかし、ダイヤモンド価格の下落により2022年8月期には売上高が約6億円にとどまった。業績不振による資金不足が深刻化するなか、2024年2月に(株)ホープインターナショナルから現商号へ変更していた。
全国各地で発生している倒産企業の債権者リストを掲載しています。
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04月11日号(株)北富青果 【北海道】 青果物販売ほか
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04月09日号(株)文昇堂 【東京都】 印刷業
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04月08日号(株)ドクターフライジャパン 【東京都】 調理器具販売
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04月08日号(有)おはらフーズ 【鹿児島県】 弁当・総菜製造ほか
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04月07日号(株)ヨリソイ 【鹿児島県】 住宅建築ほか
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04月07日号(有)市原建設工業 【大分県】 土木工事
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