あらゆる企業の活動に欠かせない「情報」。
TSRならではの情報の質と量で、
企業の事業活動に寄与し自らも成長する。

代表取締役社長
河原 光雄
Mitsuo Kawahara

創業130年を超えても、
まだ「伸びしろ」は大きい

TSRは2022年、創業130年を迎えました。これまでの歴史を振り返れば、高度経済成長の時代に今の「TSR情報」につながる企業情報誌の発行で大きく成長し、1974年に東京商工リサーチ(TSR)に社名を変えるとともに、データベースの提供を始めたことが現在の事業の基礎となっています。
長年の活動を通じて蓄積した企業データと、全国82ヶ所に展開する拠点ネットワーク。こうした基盤は簡単に築けるものではなく、TSRの大きな強みになっているのは間違いありません。また1994年には、世界最大の企業データを持つ、米国Dun & Bradstreet(D&B)と業務提携し、国内だけでなく海外企業も網羅した企業情報が提供できる新たな強みを加えました。
社歴が長いTSRですが、まだまだ大きな伸びしろがあります。未開拓の企業の調査を進めて情報を一層厚くし、データをご利用いただくお客さまと商品・サービスを増やしていけば、成長はまだまだ加速するはずです。

これまでの常識を見直す社内改革を推進

伸びしろを活かし成長を加速させるために、TSRは今、さまざまな面で改革を進めています。 まず重要なのは社員の意識改革で、「常識」に疑問を持つよう皆を促しています。歴史の長い会社だけに古い慣習もあり、何事に対しても「今までやってきたから」ではなく、「なぜこれをやっているのか」と一度立ち止まって検証し、どんどん変えてほしい。それができる風通しの良さや柔軟性は、会社のトップとして私が守っていくつもりです。社内改革の提案制度などもあるため、今後の広がりを期待しています。
また、さらなる営業力強化のためには、多様な情報を組み合わせ、お客さまがもっと使いやすいものに磨き上げる必要があります。ITの活用により、今後もお客さまのニーズに最適な情報をお届けする力を高めていきます。

人生の主人公である自分を
もっと輝かせてほしい

求める人材としては、まず明るい方です。調査も営業も相手とのコミュニケーションが基礎になるため、人と明るく接することができるのは大切な資質の一つだと思います。
また、わずかな違和感を察知できることもTSRの仕事では役立ちます。各企業に足を運び、社長から直接話を聞くことを調査の基本にしているのは、自分の目で見て聞くからこそ真実が分かるからです。調査取材で聞いた話や相手の表情はもちろん、受付ロビーや事務室などからも微妙な特徴や違和感を察知し、それを確認することで、情報の精度は高まっていくのです。
一方、入社した皆さんにTSRが提供できるものには、「チャンス」があります。若いうちから経験を積み、より早く成長してほしいとの考えから、TSRではすぐに調査と営業に取り組んでもらいます。やはり現場に出ることが大きく人を育てます。OJTですね。とはいえ独り立ち出来るには1年程度かかります。最初はもちろん失敗もあるでしょう。しかし、それを挽回するチャンスは必ずあり、上司がフォローする体制も整えています。
私は、部下によく「人生の主人公は自分であり、自分を認め自信を持って歩んでほしい」と話しています。TSRは、それが実現できる場でありたいと考えています。発想力に富み、フットワークが軽く好奇心旺盛な人と一緒に、TSRの未来を拓いていけることを楽しみにしています。